内容説明
恣意的な課税、モリカケ問題、政治と宗教…。行政の矛盾に気づいているのになぜ声をあげないのか!?常態化している行政の悪しき忖度に実例を交えながら切り込む“沈黙の国民”から“ものいう国民”になるための指南書。
目次
第1章 恣意的な課税、モリカケ問題、政治と宗教…行政の矛盾に気づきつつも、ものいわぬ国民たち(日本人の7~8割は行政や公務員を信頼していない;モリカケ問題、五輪汚職、政治と宗教…行政による疑惑は日常茶飯事 ほか)
第2章 常態化している行政の悪しき忖度―実例にみる行政処分のまやかし、矛盾、不誠実(「ものいう市民」が経験してきた行政との闘い;普通の市民による、ささやかな抵抗の物語 ほか)
第3章 行政の忖度はなぜ起きるのか―忖度を育む封建的な組織構造(行政という特殊な組織構造が不正やダブルスタンダードを生む;制度や法律を正しく理解している職員は少ない ほか)
第4章 “沈黙の国民”から“ものいう国民”へ―不平等な行政処分から身を守るためにすべきこと(行政を動かすことができるのは国民の声しかない;行政相手に国民が勝つ事例も増えてきている ほか)
第5章 「行政の怠慢と国民の無関心」から脱却せよ―“ものいう国民”が増えれば、日本はもっと良くなる(行政も経済的視点をもつべきである;政府は「新円封鎖」をやろうとしている節がある ほか)
著者等紹介
真下和男[マシタカズオ]
真下公認会計士事務所所長。公認会計士。税理士。埼玉県東松山市を基盤に、50年以上にわたって法人および個人の会計・税務業務に従事。現在も顧問先は500を超える。クライアントの永続発展を第一に、会計にとどまらず起業家支援やM&A業務、資産運用、経営革新支援など多岐にわたるノウハウで企業をサポート。埼玉県税理士会理事、公認会計士協会埼玉県会会長、日本公認会計士協会常務理事(6年)、日本公認会計士協会租税調査委員会委員長(3年)、日本公認会計士協会経営研究調査会委員長(3年)などを歴任
栗原一博[クリハラカズヒロ]
1950年、埼玉県東松山市に商家の5代目として生まれる。慶應義塾大学経済学部を卒業後、1975年株式会社ダスキンくりはらに入社。1985年同社専務取締役就任、1994年同社代表取締役就任。「店は客の為にある」という言葉に象徴される「商業界精神」を基本に、商業、サービス業の近代化を志して経営に取り組む。商業界埼玉県同友会会長、商業界ゼミナール全国連合同友会会長、商業界チューター会会長。ダスキングループにおいては、全国加盟店会の専務理事、ミスタードーナツ共同体理事、ダスキンフランチャイズチェーン全国加盟店会理事長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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