出版社内容情報
櫻井 馥[サクライ カオル]
著・文・その他
内容説明
難しくなければ運転じゃない!人間の左足はクラッチを踏むためにある。マニュアルトランスミッション愛好家の著者が、古き良きガソリン車の魅力を圧倒的な熱量で語り尽くす。個性的なエンジン音、排ガスの臭い、車体の振動、ギヤチェンジする時のシフトノブの感触、左足クラッチの微妙なタッチ…これだからガソリン車はやめられない!EVが花形とされる今だからこそ届けたい、日本のモータリゼーション絶頂期、百花繚乱の1970年代を生きた著者の魂の叫び。
目次
プロローグ
車社会の行く末はどこ
世紀の発表イベント
初めてオートマに乗る
ラジオも付いていない、エンジンが売りのスカイライン
初めてのV6、しかもターボ
悲劇の大雪 国産初の280馬力わずか走行30キロで傷だらけ
V8エンジン搭載もキャラ変失敗?
“魑魅魍魎の極み”
世界一美しいクーペ BMW3・0CSIのオーナーになる
人生最後のマニュアルトランスミッション 最初で最後の6MT
クルマの価値観って何だろう?日本人の価値観に合わせるのはそんなに難しいのであろうか?
MT(マニュアルトランスミッション)への熱い想い
マニュアルトランスミッションのクルマはもう絶滅危惧種!
“藕断糸連(ぐうだんしれん)”日産に対する特別な思い
“換骨奪胎(かんこつだったい)”トヨタに対するさらなる思い FUN TO DRIVE ETERNALLY
マニュアルトランスミッション大国トヨタ あえて、世の中に“逆走”するトヨタのクルマ作り GRヤリスに乗ってみたい! でも無理か
水素自動車がガソリン車にとって代わる可能性は?