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内容説明
私たちが暮らしている日本、その国土の3分の2は森林である。人類共有の財産である森林は木材などの林産物を供給するだけでなく、水資源のかん養、産地災害の防止、地球温暖化の防止、あるいは自然とのふれあいの場となるなど、私たちの生活と密接な関係にある。ところが、昭和30年頃から林業離れが始まり、森林を支える林業従事者は約10分の1にまで減少してしまっている。地主不在のまま放置・放棄される山林が増加するいま、林業を再生させ、豊かな森を未来に残す道とは。
目次
第1章 森林の本当の価値
第2章 高学歴の人が就職してくるような林業に
第3章 山で働くということ
第4章 山の楽しみ方
第5章 樹木の有効活用(特用樹・薬用樹)
第6章 山の年中行事
第7章 林業の未来と森林環境税
Q&A
巻末インタビュー 林業再生への道とは
著者等紹介
〓橋正二[タカハシショウジ]
株式会社高橋林業代表取締役。神奈川県出身。山梨県林務部の職員として30年間奉職。中途退職後、帰郷して、森林組合の参事・参与を務めて、林業経営の知識を深める。49歳で「高橋林業」を設立。経営基盤の強化と手厚い福利厚生の充実を図り、人材育成に注力。地味な林業のイメージ刷新に意を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。