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内容説明
世界人口10億人だった農業社会に、化石エネルギーを利用した工業を興して250年。第1次、第2次、第3次の産業革命を経て、今や人口は78億人に達している。このままでは化石エネルギーの副産物―温室効果ガスで、人類が住めない「荒れ狂う地球」にしてしまう。これを阻止する唯一の手段は、あと30年で化石エネルギーから太陽光・水素エネルギーへ全面転換することだ。人類は地球上のすべての争いを凍結して、資本主義の爆発的イノベーション力を全面展開し、この危機を突破するしかない。
目次
第1章 資本主義の誕生(商業資本主義が生まれた中世イタリア;ヨーロッパ絶対王政と重商主義 ほか)
第2章 産業資本主義(イギリスの産業革命と産業資本主義の誕生;ドイツ、アメリカの第二次産業革命 ほか)
第3章 資本主義と共産主義(共産主義の実践(ソ連と中国)
資本主義の大繁栄と大恐慌(アメリカの資本主義) ほか)
第4章 第二次世界大戦後の資本主義の行き詰まり(アメリカの軍産複合体型資本主義の行き詰まり;アメリカの第三次産業革命 ほか)
第5章 劇症型地球温暖化の危機と資本主義改革(第四次産業革命と太陽光エネルギー革命;グローバル・サンシャイン計画と資本主義の傾斜生産 ほか)
著者等紹介
本田幸雄[ホンダユキオ]
1942年、島根県生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。通産省入省、重工業局、資源エネルギー庁、工業技術院、(文部省出向)長岡技術科学大学教授、通産省機械情報産業局、中国通産局長。通産省退職後、医療福祉研究所、(財)愛知国際博覧会協会などを経て、現在、(株)二一世紀新社会システム研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。