内容説明
子どもにとっては、“いま”の時間がすべて。保育園の園長として40年以上保育に携わってきた著者によるコロナ禍のいまだからこそ実践したい保育の姿を追求した一冊。
目次
第1部 「わかばの保育」(保育における理念と日々の実践より;保育士、保護者、卒園児のことばから見える「わかばの保育」)
第2部 「大切なことは、みんな保育園で学ぶ」―いま、保育園に求められていること(若い保育士が「楽しい」と思える現場にするために;マニュアル社会で、苦情を恐れる風潮のなか;事務作業が増えるなか、現場の人間がこころがけること ほか)
第3部 「コロナ禍でも、よい保育を求めて」(子どもと人生の運命をともにするという大人側の認識が弱くなっている;働き方改革に思う;未来へつなげるためのプロローグ ほか)
著者等紹介
山本良一[ヤマモトリョウイチ]
1941年大阪府生まれ。1960年大阪府立四条畷高等学校卒業。1967年関西学院大学社会学部社会福祉・社会学コース卒業。1967年~大阪市中央児童相談所児童福祉司。1976年~社会福祉法人弘法会理事長、大東わかば保育園園長。2015年~幼保連携型認定こども園、「認定こども園大東わかば保育園」園長。その他、以下の職を歴任:大阪府社会福祉協議会保育部会北大阪ブロック会副会長、大東市立北条西小PTA会長(昭和59年度大東市PTA協議会会長)、大東市人権擁護委員会委員、大東市児童福祉審議会委員、大東市次世代育成支援対策行動計画作成市民会議委員、花園大学社会福祉学部児童福祉学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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