内容説明
他人から感謝される生き方が、自分に幸せをもたらす。祖国の勝利のため、家族の生活のため、貧困国の発展のため…激動の100年を生きてきた著者が伝える「他人本位」のススメ。
目次
第1章 “祖国のために”軍国少年が抱いた夢
第2章 “家族のために”敗戦からの再出発
第3章 “医学発展のために”最後の砦として生命を守る
第4章 “病院再建のために”経営改善に奔走する
第5章 “貧困国のために”医療の発展に尽くす
第6章 “未来のために”人生観を明確にして生きる
著者等紹介
白方誠彌[シラカタセイヤ]
医療法人社団湯川胃腸病院院長。脳神経科外科専門医。1930年生まれ。1949年3月、旧制第五高等学校1年修了。1955年に九州大学医学部医学科を卒業後、岩手医科大学、神戸大学医学部に勤務。その後、1978年4月より1996年3月まで淀川キリスト教病院院長、1996年4月より2007年3月まで日本バプテスト病院院長を務めた。現在は医療法人社団湯川胃腸病院院長。また、開発途上国への医療支援としてNPO法人「アミティ・バングラデシュ」を設立。バングラデシュの医療協力に継続的に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソニックゆうすけ
1
途中、著者が、最も素晴らしい人物の筆頭とまで言う、バングラデシュの医師の言葉「医師としての自分を求めてくれる人のために生きたいと願うようになった。そういった人たちに自分のもてるものをすべて捧げたい。それが自分の人生だと思っている」。この言葉は職業は違えどそのまま、自分の言葉として置き換えられる。5章までは著者の波瀾万丈の人生を振り返り、6章では、自分も泣きそうになってしまった大切な人との別れ、そして「利他精神」を中心とした人生観が語られる。自分自身にもっと余裕があれば、そういった考えに到れるのかな。2022/11/07
Asyy
0
利他的な行動を学びたかったが、自叙伝的な本だったからか、具体的な行動の部分はあまり触れられず、参考になるところ多くなかった。2022/09/10