内容説明
認知症状改善に必要なのは「評価」「トレーニング」「測定」の3ステップ。1日5分でできる「岡本式・脳トレ」を徹底解説!
目次
第1章 症状改善のために毎日取り組んでも…なぜ巷の「脳トレーニング」は効果が現れないのか(「脳トレーニング」で認知症改善;「脳トレーニング」をしているのに、なぜか症状が悪化する ほか)
第2章 前頭葉・海馬、運動野…症状改善には脳の原因部位へアプローチすることが必要!(認知症の症状が引き起こされる脳の仕組み;加齢によるもの忘れと認知症の違いは? ほか)
第3章 1日5分でできる!脳の7つの原因部位にアプローチする「岡本式・脳トレーニング」(脳のどこが機能低下を起こしている?原因部位を突き止める7つの検査;機能が低下している原因部位を集中治療 ほか)
第4章 毎日の「寝る・食べる・動く・話す」に着目 脳トレーニングの効果を倍増させる「岡本式・生活習慣」(脳へのトレーニングだけでは不十分;内臓の状態改善は食事の見直しから ほか)
第5章 介護者の負担を軽減し、家族が幸せに―岡本式メソッドで認知症の症状は改善する(本人の努力と家族の協力で認知症を改善へ導く;ケース1 娘への被害妄想がなくなった事例 75歳女性 ほか)
著者等紹介
岡本一馬[オカモトカズマ]
認知症リハビリLAPRE代表。日本認知症リハビリテーション協会代表。1989年生まれ。京都府宇治市出身。理学療法士として急性期病院で勤務。その頃パーキンソン病(レビー小体型認知症)の父の幻覚症状が悪化。「小さい禿げた小太りのおっさん」が夜中に見える幻覚症状が毎晩のように出現し、家族崩壊の危機にさらされる。仕事のかたわら、認知症と名前が付くセミナーや教材などを徹底的に勉強。試行錯誤のうち、徐々に症状が改善する。自身の経験を活かすため、2016年1月に認知症リハビリLAPREを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。