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内容説明
原子力発電は、第二次世界大戦中にアメリカが開発した原子爆弾の技術が転用され誕生した。人為的事故、大災害事故、テロ・サイバー事故…いずれにせよ、一旦起きたら「どうにも止まらない」原発システムは、廃止するしかない。アメリカをはじめとした各国の核開発の歴史と政策から原発問題について考察する。
目次
第1章 世界の原発開発の歴史(人類と核(核兵器、原発)の一〇〇年史
アメリカの原発開発の歴史
ソ連の原発開発の歴史 ほか)
第2章 日本の原発開発の歴史(第一期―原発推進体制の整備と試行錯誤の時代(一九五四~六五年)
第二期―アメリカ型軽水炉の導入と原発のテイクオフ(一九六六~七九年)
第三期―「安全神話」の浸透と「原発増設時代」となった日本(一九八〇~九四年) ほか)
第3章 人類は原発とは同居できない(世界の原発の現状;克服不可能な原発の諸問題;人類のエネルギー選択―人類は原発とは同居できない)
著者等紹介
本田幸雄[ホンダユキオ]
1942年、島根県生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。通産省入省、重工業局、資源エネルギー庁、工業技術院、(文部省出向)長岡技術科学大学教授、通産省機械情報産業局、中国通産局長。通産省退職後、医療福祉研究所、(財)愛知国際博覧会協会などを経て、現在、(株)二一世紀新社会システム研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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