内容説明
「夫のために、介護施設をつくる!」一人の主婦が決意し、15年かけて実現した、入居者の幸せを追求する施設とは。
目次
第1章 “誰にでも一律なケアをする介護施設”が入居者を不幸にする(効率的で合理的を重視する「一律なケア」とは;高い離職率が「一律なケア」を生む ほか)
第2章 「薬は減らそう。塩分なんか気にしなくていい」入居者が殺到する“非常識”な介護施設(人間が口から入れるのは食べ物と薬だけ;「利用者ノート」にも食事と投薬を記録 ほか)
第3章 「入居者が喜ぶことだけ考えていればいい」スタッフがいきいきと働くたった一つの教育(家庭での介護が難しい入居者を看る;家族の手に負えない入居者が回復して長生きに ほか)
第4章 「介護施設には薬局とデイサービスが絶対必要!」入居者がもっと安心して生活できる介護ネットワーク(半径5キロ圏内に多職種を衛星のように配置;私を突き動かしたのは「過疎化と高齢化」 ほか)
第5章 入居者の真の幸せは常識の非常識にある(心と体の両面から高齢者を支える;一生働こうと思ったら介護施設へ ほか)
著者等紹介
小林久子[コバヤシヒサコ]
近畿大学薬学部出身。OL、結婚、出産、ドイツでの生活を経て帰国し、薬剤師として、地域に貢献できる薬局経営を平成9年に開始。医療の面からだけでなく、生活の面からも地域を支えたいと思い、平成16年に介護部門を設立。東大阪において地元密着型でやってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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