内容説明
生徒の能力とやる気を引き出す教師のあり方を説く。「教える」を捨て、「コーチング」を実践すれば教師という仕事をもっと楽しめる。
目次
第1章 夢叶って教師になったのに―“理想の教室”とはほど遠い現状に戸惑う教師たち(教師になりたい高校生は4人に1人;下がり続ける教員採用倍率 公立小学校は過去最低を更新 ほか)
第2章 教室の問題を解決できるのは教師自身―これからの学校を担う教師が身につけるべき“力”とは(教師を目指したあの頃の思いが、問題解決の原動力になる;子どもの学びの力を引き出すコーチング ほか)
第3章 教師のコミュニケーション一つで生徒はみるみる変化する―コーチングと「主体的・対話的で深い学び」が教室を改革する(コーチングや「主体的・対話的で深い学び」はすべての児童生徒・教室に有効;事例1 荒れた子だって本当は勉強がしたいんだ! ほか)
第4章 教師とは人と社会の未来を創る仕事 20年、30年先のビジョンをもって教室へ(教育の理想と現実とのギャップが教師たちを苦しめている;教師も生徒も失敗できる社会、やり直せる社会に ほか)
著者等紹介
小山英樹[コヤマヒデキ]
1988年、私立高校の教諭として採用。1994年、同校退職後、民間教育機関に入社。コーチングの有用性に早くから着目し、1999年、「教育コーチング」「パパ・ママコーチング」の研究開始。2005年、日本青少年育成協会教育コーチング事業(講演・研修・認定制度)開始。2016年、株式会社対話教育研究所設立。2019年、一般社団法人日本教育メソッド研究機構設立。教育コミュニケーション(コーチング、アクティブラーニング)のメソッドを確立し、教師力向上・能力開発プログラムを展開する一方、学校・塾・教育委員会・プロスポーツ・企業等において講演・研修活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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