幻冬舎ルネッサンス新書
劇症型地球温暖化の危機―日本はこうして食料自給率100%を達成する

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344936478
  • NDC分類 612.1
  • Cコード C0295

内容説明

地球温暖化は、想定していたよりもはるかにはやく、大きな被害をもたらしている。このままでは、とくに人類の食料生産に大きな影響を与えることになる。まるでパンデミックのような世界規模での食料不足を危惧する著者は、本書でその具体的な対抗策を論じる。全人類の覚悟を問う一冊。

目次

第1章 人類は農業技術の発展によって人口を増やしてきた(近世までの農業の歴史;イギリスの(第一次)農業革命―ノーフォーク農法(輪栽式農業)
アメリカの第二次農業革命(農業の機械化)
第三次農業角形 インドの緑の革命)
第2章 二一世紀末一〇〇億人になる人類の食料をどうやって確保するか(二一世紀末までの世界人口と必要食料見通し;オランダの第四次農業革命;劇症型地球温暖化によって農業はどうなるか)
第3章 袋小路に陥った日本農業(戦後日本農業のあゆみ;食料自給率四〇%にまでなってしまった日本農業;なぜ、日本農業は衰退したか)
第4章 日本型第四次農業革命で食料自給率一〇〇%を達成する(日本農業改革の方向;第四次産業革命技術で農業技術は大きく変わる;太陽光エネルギーによる農業工場システム)

著者等紹介

本田幸雄[ホンダユキオ]
1942年、島根県生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。通産省入省、重工業局、資源エネルギー庁、工業技術院、(文部省出向)長岡技術科学大学教授、通産省機械情報産業局、中国通産局長。通産省退職後、医療福祉研究所、(財)愛知国際博覧会協会などを経て、現在、(株)二十一世紀新社会システム研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

templecity

8
元官僚ではあるが、官僚支配には否定的な考え。地球温暖化には太陽光発電をもっと進めるべきという。化石燃料はいずれ枯渇する。進めるためには土地を確保しなければならないが、空き家問題、空地問題は省庁の縄張り争いなのか中々進まない。今の空き地や減反政策などで余った田畑を活用すれば、日本の電力量は賄える。今後、太陽光パネルのエネルギー変換効率の上昇に伴い、その必要な面積は少なくなる。余った電力で水素を作成すれば電力の蓄積もできる。農業の肥料に於いてはチッソに代わり水素から肥料を作る研究も進んでいる。(続きあり)2022/05/28

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