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内容説明
臓器別に細分化された専門医療を「高さ」とするならば、総合診療医は「広さ」が特徴だ。そのなかでも、肝臓病や消化器病を専門としながら守備範囲を広げ、専門性と万能性を兼ね備えた「進化型総合診療医」を目指してきた筆者。病院勤務にこだわり、地域医療への貢献のため邁進する日々を綴る回顧録。
目次
変わりゆく医療体系
医学部卒業前~医師一年生(大学院一年生)、大学病院研修―医師という仕事
医師二年生(大学院休学中)、市中病院研修―一般病院研修
医師三年生(大学院二年生)、大学病院専門研修―専門の選択
医師四~五年生(大学院三~四年生)、病理学研究―研究者のお手前
上京 お役人の経験―医学博士号取得後の進路
新たな展開 臨床医に戻る―久しぶりの臨床現場
はぐれ外様医師の不満と反抗―理想と現実
望郷の念 三重に帰る―地元で地域医療を
奮闘中―地域医療の組み立て
再考と軌道修正―経験に基づいたアレンジリョクの洗練
挫折と持病―強いられた休息と暗中模索
復活 そして未知の世界へ―新たな展開と未来志向
著者等紹介
齋藤孝仁[サイトウタカヒト]
平成8年3月金沢大学医学部卒業。医学博士。元厚生労働技官(旧医薬品医療機器審査センターの臨床医学審査官)。内科専門医、肝臓病専門医および消化器専門医を経て総合診療医に転身。地域医療を展開すべく、平成18年10月、三重県に帰郷。さまざまな内科系専門医や臨床系資格を取得して、進化型総合診療医を目指している。現場対応力を重視して勤務医にこだわり、日々診療に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。