内容説明
つらい食事制限からの解放、合併症リスクの軽減…。治療に縛られた生活から脱却し長く健康に生きる透析患者のための新たな選択。
目次
第1章 「週3回×1回4時間」は“最低限”日本で当たり前の透析治療が患者の健康寿命を脅かす(疲弊してクリニックから出ていく患者たち;まるで映画の野戦病院 ほか)
第2章 つらい食事制限からの解放、合併症リスクの軽減、QOLが高まる透析治療とは(「ブルーな週明け」の正体;“元気で長生きできる”透析の指標「HDP」 ほか)
第3章 自ら透析行為ができれば、効率的に透析時間を確保できる 自由と健康を手にする新たな治療スタイル「セルフ透析」(「在宅血液透析」にこれからのヒントがある;理想は患者主導「自分ファースト」の透析 ほか)
第4章 通院自由、チェア型透析、アプリによる透析効率のチェック…「セルフ透析」をサポートする施設透析(体調が改善すれば、生きる意欲も湧いてくる;海外の透析医療機関で受けた衝撃 ほか)
第5章 「セルフ透析」で健康を手に入れ、人生を長くアクティブに(医療に依存しない透析で、健康も人生も自己設計する;“セルフ透析体験者の声1”完全隔日を実現。体調の波がなくなり仕事のパフォーマンスが向上―Aさん(30代男性) ほか)
著者等紹介
櫻堂渉[サクラドウワタル]
医療経営戦略、経営改善、ヘルスケア・マネジメントのエキスパート。株式会社システム総合研究所(病院システム開発研究所)で事業統括部長を務め、基幹病院の基本構想、システム設計、経営改善業務を手掛ける。外資系企業において透析施設コンサルティング部門を設立。2001年、医療経営戦略研究所を立ち上げる。透析医療施設の戦略立案、建築デザイン、経営改善業務などを手掛ける。2003年、透析施設専門サイトを開設。2006年、病院マネジメントを請け負うalba lab株式会社を設立。2008年、当時日本初となるオールチェア式の透析施設「田端駅前クリニック」を開設。2015年、夜間透析を専門に行う「東京新橋透析クリニック」を開設。2020年8月、日本初のセルフ透析施設「Self care Dialysis Center(SDC)」を開設。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)経営学修士、元日本大学大学院グローバルビジネス研究科医療戦略担当非常勤講師、日本薬科大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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