内容説明
桜に心が騒ぐのは、私たちが、王朝人と同じ心を持っているから―千年の時空を超える四季折々の「もののあはれ」を豊富な原文解説と色鮮やかな写真で読み解く古典を愛するあなたのための一冊。
目次
春(梅花薫る頃;梅の香 ほか)
夏(卯の花の垣根;源氏物語に薔薇は咲いたか ほか)
秋(女郎花揺れる頃;艶っぽく咲く朝顔 ほか)
冬(宿木;もののけとウイルス ほか)
著者等紹介
岸本久美子[キシモトクミコ]
山口県山口市出身。お茶の水女子大学国文科卒業。山紫水明の地京都に憧れて東京から移り住む。京都市立高校で国語教育に携わるかたわら、源氏物語を中心とする王朝文学関係の市民講座・講演の講師として活躍。日本朗読検定協会インストラクター資格を持ち、大阪中央公会堂などでの、現代から古典に及ぶ幅広い作品の朗読公演も回を重ねている。現在京都市立堀川高校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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