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内容説明
どんな試練にも、突破口は必ずある!規制と既得権益でがんじがらめの医療業界。そのなかの甲状腺外科という“超”専門領域で病院開設を果たした医師の、葛藤の軌跡。医師を目指す学生、病院開設を考える医師、起業を目指すビジネスマン、これから社会に出る子をもつ親世代に向けて。
目次
第1章 試練―背水の陣で独立を決意する クリニック開業を実現するまで(独立を決意したある出来事;「外科医」「落下傘開業」「50代」の三重苦を乗り越え、クリニック開業へ ほか)
第2章 挑戦―オンリーワンになる 選択と集中で切り拓いた甲状腺外科医への道(「医師になりたい」と初めて思った日;破天荒な大学生活で「生き抜く力」を養う ほか)
第3章 邁進―自分の足で立たなければ次の成長はない クリニックを「有床診療所」化する(「人」こそが経営者最大の武器;開放型病床の利用では、人手も病床数も足りない! ほか)
第4章 勝負―人を動かすのは「事実による説得」だ 事業拡大を成し遂げた、決めの一手とは(準備を整え、福岡県庁へ再訪問;病床設置に向けて訴えた10の強み ほか)
第5章 未来―目指すは世界に発信できる施設になること さらなる飛躍を目指し、専門病院化を実現(オープニングスタッフが来ない!;新しい組織文化は経営者が主導して築く ほか)
著者等紹介
山下弘幸[ヤマシタヒロユキ]
医療法人福甲会やました甲状腺病院院長。幼少期に父親を亡くし、片田舎のシングルマザーの家庭で育つ。大阪大学を中退するも、一念発起して徳島大学医学部に入り直し、九州大学第一外科講座に入局。関連病院への出張、大学での研究生活を経て米国オハイオ州へ留学する。帰国後、九州大学病院、別府・野口病院勤務の後、2006年、福岡市に甲状腺・副甲状腺専門の「やましたクリニック」を開業する。2012年に19床の有床診療所を、2017年には16床を増床し、現在の「やました甲状腺病院」を設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。