発達障害でＩＴ社長の僕

齋藤 秀一【著】

幻冬舎メディアコンサルティング（2021/03発売）

• サイズ 46判／ページ数 202p／高さ 19cm
• 商品コード 9784344932180
• NDC分類 369.28
• Cコード C0095

内容説明

土木作業員、営業マン、ウエイター。転職を繰り返し、社会のどん底にいた僕が「農業×福祉×ＩＴ」の社長になった！発達障害を“才能”に変えるまで。

目次

１　学校にも社会にも居場所がない。発達障害の生きづらさ
２　「人と違うことはすばらしい！」父の一言で、“障害”が“才能”に変わると気づく
３　「自分と同じ境遇の人を助けたい！」発達障害児を支援するＩＴ会社を設立
４　発達障害児支援施設向け運営管理システムを開発。業界トップシェアを達成
５　農業×ＩＴへの挑戦。発達障害者が活躍できる場をつくる
６　“障害”は“才能”に変えられる発達障害だから、ＩＴ社長になれた

著者等紹介

齋藤秀一［サイトウシュウイチ］
株式会社ネットアーツ代表取締役。株式会社まなぶ取締役会長。株式会社ココトモファーム代表取締役。不登校だった少年時代を過ごし、社会人になってからは自分の居場所を見つけられず転職を繰り返すも、自身の特性が特技になることに気づき２００１年にＩＴシステム開発会社の株式会社ネットアーツを創業。「創造無限　人への念いが創造の源になる」を経営理念に掲げ、全国１５００以上の児童発達支援・放課後等デイサービス事業者に施設運営システムＨＵＧを提供。さらに２０１５年には株式会社まなぶを設立し、愛知県西尾市で放課後等デイサービスココトモを５施設、２０１９年６月には愛知県名古屋市で就労移行支援ココトモカレッジを開設・運営。こうしたＩＴと障害者支援の自社ノウハウを活かし、２０１９年９月愛知県犬山市に農福連携のための農業法人“株式会社ココトモファーム”を設立する。「ココでトモだちになろう」をテーマに人と人がつながる農業を実践。農業×福祉×ＩＴという仕組みで、これまで縦割り行政で生じていた壁を超え、生きづらさを抱える人たちが制度に依存せず自立でき、生きがいを感じられる働き方ができる社会に向けた活動を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ムーミン]

今の自分の願いにピッタリくるものを感じました。来週著者のお父様にお会いできる機会を得たので、お話できるのが楽しみです。

2021/04/16

[ぐっち]

子供のころから友達の輪に入れなかった筆者が、Windowsの発売をきっかけにパソコンショップ→IT企業→発達障害支援と活躍の場を広げていくのがすごい。たぶん自分と年齢も近く、タイプも近いような気がするからこそ、著者の「自分ができないんじゃなくて、周りの人がすごいんだ」と人にどんどん任せていくところがうまくいくこつなのかなと思う。発達障害者への就労支援の話は割と最近の動きで参考になる。この施設が近くにあったらな、と思った。

2022/12/25

[航輝]

発達障害というテーマから購入 ここまで発達障害の特性を才能に変えれるのは凄い 頭の切り替えが上手い 次から次へと問題に目が行く才能羨ましい 自分も何か見方を変えたら才能になるような特性ないかなぁと考えたくなる

2022/10/31

[shu_reading]

★★★読むにつれ個性を伸ばしてあげる環境って大切だなあと痛感。将来を見据えた教育を一緒に考えていく、いかに真摯にその人の事を考えれるか、考えさせられる。著者は自分の経験に基づき、そういった事の大切さに気付き実践していることが素晴らしい。テクノロジーの世の中だけど、やっぱり人、頼る所は頼り、自分が得意な所は自分がやる。それと親の存在って大きいなと再認識。

2021/08/14

[海さん]

シルバー人材センターにほど近いところに勤めていて、バウムクーヘンも何度か買ったし、ライスバーガーも2回食べたけど、ココトモファームにこんな歴史があったとは。人と違うことを武器にした社長さん。同じように悩んでいる人、家族が元気づけられたら良いな。

2023/03/07