内容説明
医療機器ベンチャーの“成功確率を上げる”ために必要な知識とノウハウとは―。医療機器開発に特化したベンチャーキャピタリストが解説。
目次
第1章 ベンチャーキャピタルを知る
第2章 医療機器ベンチャーキャピタルとは
第3章 革新的な医療機器を開発してこそベンチャーの価値がある
第4章 有効なニーズをつかみ、限られた医療機器市場を見極める
第5章 エグジットを見据え、適正な資本政策を立てる
第6章 失敗から学ぶリスク回避
著者等紹介
大下創[オオシタハジメ]
MedVenture Partners株式会社代表取締役社長。1969年生まれ。1997年から20数年の医療機器業界(事業会社・ベンチャーキャピタル)での経験を有する。投資先の成功をきっかけに、2005年、シリコンバレーのベンチャーキャピタル(VC)で現地採用され、米国医療機器ベンチャー企業への投資を約5年間担当。海外投資での成功率はこれまで通算8割を上回り、複数の投資先が時価総額1000億円超を達成している。投資先が開発した製品は、世界中で多くの患者を救っており、代表的なものに治療法のない巨大脳動脈瘤の治療を可能にしたPipeline Stent等がある。2013年、池野とともに、国内初の医療機器専門のVCであるMedVenture Partners株式会社を創業。1号ファンド(60億円)に続き、2019年に2号ファンド(99億円)を設立し、国内でも成功事例を生みだし、多くの投資先で社外取締役を務めている
池野文昭[イケノフミアキ]
MedVenture Partners株式会社取締役チーフメディカルオフィサー。浜松市出身。1967年生まれ。医師。自治医科大学卒業後、9年間、僻地医療を含む地域医療に携わり、日本の医療現場の課題、超高齢化地域での医療を体感する。2001年渡米。スタンフォード大学循環器科で研究を開始し、以後、多くの米国医療機器ベンチャー企業の製品開発に創業当時から携わる。また、医療機器大手も含む、同分野での豊富なアドバイザー経験を有し、日米の医療事情に精通。研究と平行し、2014年からスタンフォード大学バイオデザイン講座で、医療機器分野・起業家養成プログラムの講師として教鞭をとっており、ジャパンバイオデザインの設立にも深く関与。日本にもシリコンバレー型の医療機器エコシステムを確立すべく、精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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