内容説明
映画脚本で活躍する作家が描く、事業承継のカタチ―。大阪船場の商人文化、戦後の沖縄復興、バブル経済の終焉。激動の近代日本を駆け抜けた、かぞく愛あふれる親子三代の物語。
著者等紹介
竹内清人[タケウチキヨト]
1968年、神奈川県出身。1991年日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業後、映画宣伝業務に携わる。2005年、映画『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。日本シナリオ作家協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
13
家族三代にわたる会社にまつわる話。大阪に実在する会社の実話をベースに、フィクションを交えながら話が展開していきます。結構な長編ですがテンポよく読み進められました。大阪の商業の移り変わりや、大阪の青年会議所の話し、日本各地を訪れたり、楽しめる要素も盛り込んでいます。2022/03/22
水さん
2
孫の代まで商売を引き継げるのは幸せな事ですね。2022/02/06
やっさん
1
何でこの本を選んだのか覚えてないけど、いい本に出会いました。 開いた瞬間、二段になってて、「しまった、文字が多い」と思ったのですが、意外にサクサク読めました。 戦中から平成までの親子三代にわたる物語ですが、歴史小説のようでもあり、ビジネス書のようでもあり、ちょっとノスタルジックな小説です。あとがき対談をみて、実在する会社の社史を100周年を迎えて小説化したものだと知りましたが、普通に楽しく読み終えました。2021/12/20