- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
古代史最大の謎を解く鍵は「三角縁神獣鏡」と「神籠石」にあった。歴史学と考古学をはじめとして、神話分析、地政学、天文学、統計学、植物学など複合的観点から導き出された結論。女王の都は福岡県旧京都郡にあり。壮大な歴史論争に今、終止符を打つ―。
目次
第1部 邪馬台国ははたして一国として存在していたのか(『魏志倭人伝』の分析;邪馬台国の実像に迫る)
第2部 邪馬台国は豊国連合国論(女王国は古代最強の豊国;豊国の王都の位置;「記紀」の神話は史実で豊国が舞台)
第3部 邪馬台国は豊国連合国論を閉じるにあたって(豊国となんらかの関連のある天皇;親魏倭王の金印の行方;補遺)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かつおさん
14
本からは、邪馬台国、卑弥呼が本当に存在したかは分からないけど、色々インプットはあった。福岡県に京都やみやこがあるのは知らなかった。豊前、豊後は、景行天皇にゆかりの史実や宇佐など秦氏ゆかりの地もあり、又、古に栄えた港、草野津は今、地元で歌まで作って盛り上っている。行橋市に注目だね。三角縁神獣鏡や神籠石が古代の謎にどう繋がるのか今一つ分からず。本としてはルビも少なく構成や用語なども分かりづらく素人感満載。編集者は苦労したか、はたまたサボったか。けど、著者の思いは何となく伝わりました。2020/12/23