内容説明
彼女は偉大な科学者だったのか、はたまたペテン師だったのか。あらゆる組織・臓器に分化する万能細胞が、いとも容易く作れてしまう―疑惑の細胞、その真実を暴き出す。表題作「小説万能細胞」のほか、アルツハイマー病で失われた記憶を再生医療で取り戻そうとする研究者の苦闘を描く「水迷路の鼠たち」も収録。
著者等紹介
葉山夏子[ハヤマナツコ]
1975年、愛知県生まれ。フリージャーナリスト。STAP細胞を巡る騒動を独自に調査していたなかで、再生医療への関心が強まり『小説万能細胞』を上梓。小説作品の執筆は本作が初めて(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。