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内容説明
公庫の融資、県の補助金交付事務といった実務経験をもとに、日本の金融と補助金の問題点を考察する。日本的なシステムに規定された補助金問題解決の処方箋もまた、日本独自の考え方の中にある。補助金の整理・統合・縮小に向けての区分けや、支給後の効果測定方法など、革新的な解決策を提言。
目次
序章 ある問いかけと答え
第1章 補助金の歴史(明治期の補助金;大正、昭和期の補助金;まとめ)
第2章 補助金の論理(定義と分類;補助金の必要性、正当性;グループ補助金;補助金の正当性をめぐる議論;補助金と財政;まとめ)
第3章 補助金の倫理(モラルハザード;政治と補助金;まとめ)
第4章 提言(白書、データ集の作成と補助金の評価;補助金の漸進的な削減;補助金の整理、統合、縮小に向けて;まとめ)
著者等紹介
庄司進[ショウジススム]
1952(昭和27)年仙台市生まれ。東北大学経済学部卒業後、国民金融公庫(現日本政策金融公庫)に入庫、小企業への融資事務に従事。2012(平成24)年公庫を定年退職、2013(平成25)年から宮城県経済商工観光部に期限付職員として勤務、補助金の交付事務に従事し、2018(平成30)年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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