内容説明
生きるとは問うことである。今こそ立ち止まって考える時だ。命とは、知性とは、愛とは。孤高の思想家が語る、わたしたちが生きているその理由。
目次
第1章 「存在の知」と「存在の意味」(「存在の知」について;「動物の知」と「存在の知」の違い;「存在の意味」と「存在の知」の意義;「存在の意味」と「存在の知」の必要性;「存在の意味」と「存在の知」の探求;「存在の知」と「存在の知」が導くもの)
第2章 「反対性 同対論」(「反対性」という考え方;「反対性」の重要性;「反対性 同対論」はなぜ必要なのか;欲望の源泉;果てなき欲望の渦;「反対性 同対論」の必要性)
第3章 ゼロにかたちはない(ゼロは存在を証明する;死の意味;愛や悲しみを育むもの;「動物の知」による災い;ゼロから考える;「存在の知」への願い;「存在の意味」を考えよ;「反対性 同対論」の示唆;私論の根源)