内容説明
2011年8月から2019年4月まで8年近くにわたって、膠原病リウマチ痛風センターのホームページに毎月欠かさず掲載された「センター便り」。自然や人生についての示唆に富んだ見識が随所に開陳さる文章には、季節の移ろいや自然に対する敬虔な心情が述べられ、決まって時節に合わせた慈愛に満ちた健康アドバイスで〆られている。患者でなくとも、知性を刺激される味わい深い一冊。膠原病リウマチ痛風センターの所長がふと心にとまった言葉を患者とその家族のために綴った心あたたまるエッセイ集。
目次
センターホームページお知らせ
リウマチ治療は進歩しています
当センターの名称をご説明
季節と病気
公開講座のご報告
医師の毎日
免疫を操る
冬の健康法
若い医師を迎えて
日本リウマチ学会〔ほか〕
著者等紹介
山中寿[ヤマナカヒサシ]
昭和29年滋賀県甲賀市水口町生まれ。昭和55年三重大学医学部卒業。昭和58年から平成31年まで東京女子医科大学に勤務。一貫して関節リウマチ、痛風などの教育、研究、診療に従事してきた。平成20年からこの分野では日本最大の膠原病リウマチ痛風センター所長を勤め、関節リウマチの臨床研究IORRAを創設し、多くの医学論文を発表した。平成24年、日本リウマチ学会賞を受賞、平成31年4月に日本リウマチ学会学術集会の会長を務めた。現在は医療法人財団順和会山王メディカルセンター院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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