内容説明
古くから人は、ネズミを捕獲するためにさまざまな仕掛けを考案してきた。しかしながらクマネズミだけは、そのいずれをもってしてもほとんど捕まえることができずにいる。いったい何故なのか。あらたな捕獲具を開発するため、約10年にわたりネズミの行動観察を続けるといくつもの興味深い出来事と発見があった。
目次
第1部 捕獲具開発(はじめに;開発に至った経緯とその目的;仕掛けとその効果)
第2部 ハツカネズミの捕獲例(ハツカネズミの前期捕獲とその観察結果;謎解き作業;平均的なハツカネズミ集団の姿 ほか)
第3部 後期の捕獲(後期捕獲の詳細と観察結果;データの整理と謎解きの再開)
著者等紹介
山〓收一[ヤマサキシュウイチ]
1949年3月、大阪府豊能郡で生まれる。大阪府立大学農学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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