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内容説明
1968年11月から50年以上の連載を続け、世界中の多くの人々を魅了している『ゴルゴ13』。なぜ『ゴルゴ13』はおもしろいのか。その秘密に迫るのは、ゴルゴ13の活躍を追い続ける名誉教授。対話形式で楽しく学べるゴルゴ13特別授業が今、開講する―。
目次
第1部 ゴルゴ13のすべて(ゴルゴ13とは何者か;ゴルゴ13の超絶狙撃;ビジネスだけではないゴルゴ13の仕事;ゴルゴ13の女性観;ゴルゴ13のキャラクター ほか)
第2部 『ゴルゴ13』の魅力、傑作13選(世界最強の男との死闘―『バイオニック・ソルジャー』一九九三年・三一八話;女性エスパーとの対決―『テレパス』一九八二年・一八四話;ジャヌー警部との知恵比べ―『ドナウ・ライン迷路』二〇〇六年・四六二話;社会カオス理論をめぐる攻防―『カオスの帝国』一九九三年・三一六話;ゴルゴと古式銃―『史上初の狙撃者』二〇一〇年・五〇〇話 ほか)
著者等紹介
土岐寛[トキヒロシ]
1944年山形県鶴岡市生まれ。京都大学法学部卒。日本郵船株式会社、(財)東京市政調査会(現:後藤・安田記念東京都市研究所)主任研究員、大東文化大学法学部教授を経て、大東文化大学名誉教授。専攻は地方自治、都市政策。博士(政策科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
19
ゴルゴ13のプロ意識を感じさせられる一冊。準備段階できっちり詰めてるのは尊敬の一言。できればこうありたい。2020/11/23
akane
5
教授と学生の会話スタイルが少し肌が合わず読み辛かった。それに、すでに読んで知っているエピソードが多くて、せっかく紹介されていても、あらすじのみで終わっていると物足りなさが残る。ただ、発表された回が当時の時事ニュースからどう反映されているかという視点が素晴らしい。史実をぎりぎりフィクションにアレンジし、読者が「これはどこまで事実なのか」と惑うほどの脚本が敷かれたコミックは、そうはあるものではないと思う。著者の13傑作選に「芹沢家殺人事件」が入っていないのが意外だった。「海に向かうエバ」は確かに泣ける。2024/11/22
ミガーいち
1
面白かった。星42021/09/16
おおきなかぶ
1
本当に好きなんだな。2020/10/31
スズキィイ
0
教授と生徒の会話形式でゴルゴ13に関する特別授業が行われる形式で読みやすく、発表年数や掲載話の詳細もあるのでとてもわかりやすい。作品に親しんだ者もこれから触れる者も楽しめる内容だった。後半に著者推薦の傑作13話を読めば、実際に作品を読んでゴルゴ13の世界観に浸りたくなる。2021/10/31