内容説明
設計から施工までオーダメイドの工場・倉庫建設は超難関プロジェクト!HACCP、危険物取り扱い、自動化…作業効率と衛生・労働環境を改善する工場・倉庫建設のポイントとは?工場・倉庫建設75年の実績をもつ建設会社社長が指南。
目次
序章 工場・倉庫建設に潜む落とし穴―準備不足や思い込みが失敗を招く
第1章 自社工場・倉庫の建設は、超難関プロジェクト―住宅・商業オフィス建築とはこんなに違う
第2章 工場・倉庫建設プロジェクトは契約前の事前準備が重要―最初に押さえておくべき5つのポイント
第3章 設計と施工は分けるべきか?―工場・倉庫建設に最適な建設スキーム
第4章 設計施工一貫方式での最適なパートナー選び
第5章 完璧な事前準備とパートナー選定で、高い安全性や生産効率を改善した工場・倉庫
第6章 工場・倉庫の改修も、パートナー選びが9割
著者等紹介
森本尚孝[モリモトヒサノリ]
1971年京都生まれ。大阪大学工学部建築工学科卒業、同大学院修了。大手ゼネコン勤務を経て、2001年、「サントリー山崎蒸溜所」をはじめ大手企業の建物・工場等を70年以上にわたり建設してきた三和建設株式会社に入社。2008年、4代目社長に就任。三和建設はGreat Place to Work Institute Japanが実施する2021年版「日本における『働きがいのある会社』ランキング」にて7年連続でランクインする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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√る~と
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筆者は工場倉庫の建設はゼネコンによる設計施工一貫方式を推奨しています。私も同じ考えですが工場でも倉庫でも中に大型設備がある場合はエンジニアリングが重要になります。 私の在住する県レベルだと三和建設は県内トップの規模だから、対応する部署があるのかもしれません。それでもエンジニアリングは難しいと思うのです。建設会社の選定にプロポーザル方式を推奨していますが、地方の小ゼネコンにそれだけの提案力があるとは思えません。最後のほうで、"信頼できる人"に頼むことになると書かれていて結局、「人と人」だと述べられています。2023/05/17