内容説明
原子力、遺伝子操作に続いて登場した画期的なテクノロジー「AI」が人類にもたらすのは、脅威か福音か―。「博士×ベンチャー企業経営者」の著者が自らの研究と実践に基づいて解説する、人類史上最大のパラダイムシフト。
目次
序章 自律世界の到来―AIがすべてを支配する社会がもうそこまで来ている
第1章 コンピューターによって加速する自動化―「自動」と「自律」は何が違うのか(いたずらにエネルギーを消費することはできなかった;人の深部に宿る省力化と自動化への欲求 ほか)
第2章 自動が内包する自律への動き―AIは人類を駆逐するのか(人間の指示を待たずに判断を始めたAI;「リコメンド」という自律システムの登場 ほか)
第3章 AIをどう教育すべきか―自律世界の未来を定めるのは人間である(生物次元のものは教えられない;強化学習が目的設定に新たな道を拓いた ほか)
第4章 22世紀は自律する頭脳と共存する時代になる(ものがものを創造する社会に;誰もが簡単に何でも手に入れることができる世界 ほか)
著者等紹介
太田裕朗[オオタヒロアキ]
株式会社自律制御システム研究所(東証マザーズ6232)代表取締役。以前は、ローム株式会社、京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻の助教を経て、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校にて研究に従事。帰国後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに参画。京都大学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。