内容説明
コロナ禍を経験し、ますます従来どおりの働き方では立ち行かなくなる…まずは経営者自らが「ITの力ですべての仕事をデジタル化する」そう決意することがDXのはじまりだ!
目次
第1章 日本産業界は、なぜ競争力を失つたのか?
第2章 コロナショックが暴きだした残念な会社の悲しい姿
第3章 リモートワークが進まない原因を知り、経営者が率先してIT活用に踏み出す
第4章 目指すのはどこにいてもチームワークを発揮できる環境づくり
第5章 環境を整えて終わりにしない!社員のIT活用を促進し、DXを加速させる
第6章 「IT×働き方改革」に成功した事例
著者等紹介
牧田幸弘[マキタユキヒロ]
1957年新潟県十日町市に生まれる。1979年慶應義塾大学卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。トップセールスとして8年間連続表彰を受けるなどコンピューター営業として活躍。1990年に独立し日本ビジネスシステムズを設立する。徹底した顧客中心のサービスで企画・設計から開発・運用までワンストップで対応するクラウドインテグレーターとして、国内外の大手企業から信頼を勝ち得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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お抹茶
1
主に経営層に向けて,コロナ禍でリモートワークを始められなければ世界から取り残されると訴える。コロナ禍を経た今でも従来の発想をする経営層はさすがに少なくなっただろうか。アイデアを試しベストを見つけて前進するという「余白」の作り出しが苦手な日本のありさまをコロナ禍は炙り出した。Power BIを使えば,社員は経営幹部説明用のグラフ作りという生産性のない作業ではなく,本来の業務にあたれる。一人一人がリモートとリアルのどちらでも仕事に障害を感じず,状況や相手に応じてコミュニケーションできるのが理想。2024/11/30
Go Extreme
1
日本産業界は、なぜ競争力を失ったのか:世界標準のIT環境 ための仕事を大量に放置 顧客に使える時間増 コロナショックが暴きだした残念な会社の悲しい姿:との通勤は本当に必要か リモートワークが進まない原因を知り、経営者が率先してIT活用に踏み出す:経営者の間違った思い込み 目指すのはどこにいてもチームワークを発揮できる環境づくり:フルリモートワーク 環境を整えて終わりにしない・社員のIT活用を促進しDXを加速させる:道具を効果的に使う IT×働き方改革に成功した事例:セガサミー 中外製薬 アフラック生命保険2021/07/31
たーべ
0
IT環境の導入は、会社トップが一番新しいもの好きでいるくらいの姿勢を見せることが効果的。社長や幹部もできるなら、私も。と自らアップグレードするようになると感じた。 まずは、社長から説得するか。。。2024/08/07
いろべると
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繰り返し同じことを伝えること2024/07/23
huryoryon1108
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様々な要因はありつつも、根本的な原因はここにある!ということが繰り返し強調されており、一度読んだだけで頭に残る本でした。特に、経営者の意識については強く書かれていた印象ですが、例え経営者ではなくても読んで損はないと思います。おわりには、この本は「なぜ日本はDXが遅いのか」という嘆きではなく、「遅れているのにも関わらずここ迄生き残ってこれた日本は寧ろ宝の山である」と書かれていました。自分もまさにその通りであると思いますし、まだまだ日本も再生する余地があると感じました。 2022/04/19