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内容説明
「堤防は、盛土により築造するものとする」この土堤原則を見直さなければ、国力は大きく疲弊し、国土崩壊が始まる。科学に基づく思考革命で建設イノベーションを。
目次
1章 自然の営みと自然災害(積み重ねてきた人類の安全に対する基礎づくり;自然の営みと自然災害の本質 ほか)
2章 責任構造物としての防災施設の使命(防災に関わる構造物は国土を守る重要な責務を負う;繰り返す河川災害の根本的原因は「堤防の構造」にある ほか)
3章 行政の責任、学識経験者の役割(行政は古い思考を捨て、最新科学を取り入れよ!;「前例主義」で旧態依然とした建設業界 ほか)
4章 新しい時代の国土防災(社会資本である河川、道路、鉄道、防潮堤の統合を;建設の五大原則 国民から見た建設の基準 ほか)
著者等紹介
北村精男[キタムラアキオ]
高知県香南市赤岡町生まれ。高校卒業後、高知市の建設機械レンタルと機械施工の会社に勤める。1967(昭和42)年に株式会社技研製作所の前身となる高知技研コンサルタントを創業。社会問題となっていた建設公害を解決すべく圧入原理に着想し、1975(昭和50)年に無公害杭圧入引抜機「サイレントパイラー」を発明。社是は『仕事に銘を打て』。全国圧入協会(JPA)、国際圧入学会(IPA)を創設し、一般社団法人高知県発明協会会長や一般社団法人高知県工業会会長などの公職を歴任。2002(平成14)年に紫綬褒章、2011(平成23)年に旭日小綬章(発明功労)を受賞。2018(平成30)年には世界の海洋基礎産業への革新的な活動に対して授与される「ベン・C・ガーウィック賞」を日本人で初めて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。