内容説明
膨大な考古学資料を徹底分析し、史学界を縛り続けた固定観念を反証。人も文化も技術も、みんな大陸から渡来した…その定説、まだ信じますか。
目次
第1章 大陸から渡来した弥生人が縄文人と混血して日本人が誕生したか(弥生遺跡から何が見えるか;弥生式土器はどこから来たのか;水田稲作はどこから来たのか;稲作開始期の文化は大陸渡来か;日本人骨格の形質は混血によって生まれたのか;日本人のDNAはどこから来たのか;日本語は朝鮮語を起源とするか;まとめ―日本人誕生の歴史)
第2章 邪馬台国はどこにあったか(魏志倭人伝の記述する邪馬台国;クニの発展;弥生文化の広がり;激動の2世紀;ヤマト(邪馬台国)の都
ヒミコの墓
まとめ―日本国誕生の歴史)
第3章 騎馬民族が日本を征服して大和朝廷が生まれたか(「倭が海を渡る」;騎馬文化の渡来;古事記・日本書紀の解読;「弁辰の鉄」;まとめ―鉄資源確保の歴史)
著者等紹介
山本隆司[ヤマモトタカシ]
弁護士、ニューヨーク州弁護士。東京大学法学部卒業。コロンビア大学ロースクール修了(法学修士)。ALAI日本理事、著作権法学会理事。文化庁・文化審議会著作権分科会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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