内容説明
運転中にもかかわらず終始話しかけてくるお爺さん、「忘れ物」と言って床に落ちていた紙屑を拾い立ち去る女子学生、なかなか降りる気配を見せず降車口付近に立ち続ける女性。元バス運転士が綴る、ゆかいなエピソードが満載。バスという密室を舞台に描かれる、喜怒哀楽の痛快エッセイ。
目次
乗客いろいろ(ワガママな男;ワガママなオバサン ほか)
失敗いろいろ(酒気帯び運転;運行時間外の回送 ほか)
苦情いろいろ(真相は、その手のひらに!?;車椅子の人との交流!? ほか)
その他いろいろ(おばさん、何のために…;大変だったプレオープン ほか)
著者等紹介
松井昌司[マツイマサシ]
1963年、愛知県岡崎市に生まれる。長野の大学の後、専門学校、長野の出版社、バス会社を経る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおり
29
運転士だって人間だもの。いろいろ思うところはありますね。面白い話しもあるけれど、ルールの中で融通をきかせる(親切にする)って加減が難しい···と読んでいて少し苦しくなりました。2020/09/25
だいきち
2
バス運転手さんの心のつぶやきとか、お客さんのこもごもをブログっぽく。2020/08/09
ひとみ
0
妄想力豊かなバス運転士のブログ。暴走気味な妄想ノリツッコミに少し胃もたれする処がある。「某」等の伏せ字が多いので若干読みにくい。何気ない日常が書かれているので、以前読んだものよりは、あるある話が多くて面白かった。2022/08/13