WOODAP―上下水道の未来への処方箋

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  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344926103
  • NDC分類 518.1
  • Cコード C0036

内容説明

PDCAとOODAで水インフラを持続―WOODAP。次世代につなぐ公民連携とは―。社会インフラは“建設の時代”から“持続の時代”へ―財政難、職員数の減少、施設や設備の老朽化、自然災害…上下水道の課題を解決する「WOODAP」。

目次

序章 災害の多い日本だからこそ「WOODAP」は生まれた
第1章 上下水道事業は、今、大きな変革期を迎えている
第2章 水道事業の変遷から見えてくる「公民連携」の必然性
第3章 上下水道における「公民連携」と「WOODAP」
第4章 「WOODAP」は公民連携の未来を切り開く
第5章 水道だけではない 道路、電気、ガス…WOODAPがあらゆる社会インフラを救う

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Olly

11
メタウォーターさんの社長の著書。電気・機械設備系の会社であるが、自治体の上下水道の業務委託を受託しており、その今後の形態についてのビジョンを示そうとしている。IoT等の新しい語と上下水道施設の運営とを結びつけようとしているが、具体的な実装はこれからという印象。委託側の都合で実際の案件や設備、システムなどの内容は記載できなかったのか、充実しているとはいいがたく、残念。2020/05/09

wasabi

10
水道事業の在り方については先日読んだ岸本聡子氏の論を支持しており、国の意図するであろう民営化には賛同しがたい。とはいえ、メタウォーター社の総合的な技術力と、真摯な取り組みは認めたい。今後ますます上下水道事業への民間介入は進むんだろう。ただし、こと「水」は生命の源であり、文化的で豊かな生活を送るには必需であり、日本では安全・安定供給があたりまえであるがゆえ、付加価値をつけて提供しにくいサービスといえる。そうならば、やはり給排水事業は官の責務であり、運営権を売却しての民営化ってのはいろんな意味で疑問符なのだ。2020/05/10

polythenepam_m

1
5 上下水道の民営化は善か悪か。著者の言うように、運営する会社が誠実で信頼のおける会社であれば(日本で言えばトヨタがやるといえば…)市民は大丈夫だろうと思うのだけれど、聞いたことのない会社だと反発されるのも無理はないか。2020/04/10

suzannhw

0
書は上下水道事業における課題を述べ、公民連携の必要性を説いたのち、メタウォーター社が 行ってきた事業の教訓から上下水道における課題の解決のための処方箋がWOODAPなのだと主張している(と解釈した)。 読んで感じたのは3点。 まず課題と処方箋に大きな乖離があること。課題はインフラの老朽化や人口減による収益の減少等が挙げられており、これらは上下水道事業全体の課題である。一方でメタウォーター社が行ってきたのは 浄水設備や汚泥処理施設といったインフラの施工や維持管理業務であり、上下水道事業のほんの一部である。 2020/12/31

Shinobu

0
当社の社長が執筆。多忙な中、良く書いたなーと感心。2020/03/20

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