教育クライシス―学力低下社会の真相

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344925410
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0095

内容説明

迷走する教育改革。責任をとるのは先生?子ども?保護者?行政?社会の分断と人々の孤立化。国家の存亡、人類存続の危機。技術的・経済的・社会的特異点が現実となったとき、現在の教育制度で育まれた学力は機能するだろうか。新時代を生き抜くために、平成の教育問題を徹底統括する。次世代の子どもたちのために考えたい教育現場の問題点を網羅した一冊。

目次

第1章 学力低下は構造の読み違えから(小学校 学力も体力も社会力も低下;中学校 リアル時間が貧困に ほか)
第2章 的外れの学力対策(現場で取り組まれた学力対策・小学校;「教員の資質向上」は的外れである ほか)
第3章 子どもを取りまく時間と共同体が壊れつつある(他者への愛着を形成できない;関係性を培う言語・言葉への愛着を形成する時間と経験が足りない ほか)
第4章 子どもを取りまく関係性は人類史上最低ではないのか(家庭と地域 共同体の崩壊過程にある;学力偏重で消える子どもと学校 ほか)
第5章 教育困難の構造(メディアの責任 仮想空間がもたらす過剰学習;社会資源の大量消費・大量廃棄 ほか)

著者等紹介

松田茂利[マツダシゲトシ]
1951年、秋田県生まれ。山形大学人文学部卒業。埼玉県内の小学校に勤務。埼玉県教職員組合に参加。2011年3月に退職。現在も市民運動、文化運動、ボランティアなどに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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