内容説明
ケントの勤めるエリザス製薬では、2020年東京オリンピックを視野に、イスラーム教徒のインバウンドに向けてトクホを兼ねたハラール食品開発に取り組むことになった。ケントはマレーシア出身でイスラーム教徒の英会話講師、マリーの助けを借りて調べ始めるが、神道信者の日本人の彼にとってハラール食品の認証基準は、シンプルゆえに難解なものであった…。テレビで話題の、食の伝道師の初小説。
著者等紹介
笠岡誠一[カサオカセイイチ]
1967年広島県三原市生まれ。文教大学健康栄養学部教授。管理栄養士。食品栄養学修士(東京農業大学)。博士(農学)(愛媛大学)。山之内製薬(現・アステラス製薬)健康科学研究所研究員、アメリカ国立衛生研究所(NIH)研究員を経て現職に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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