内容説明
大赤字の病院を軌跡の再生へ―。あらゆる試練に立ち向かってきた医師を支えた「10の心得」とは?壁に衝突したときの心の持ち方、迷ったときの行動基準、足元をすくわれないためのリスク管理、淘汰される中で生き抜くための戦略…迷ったときの「突破口」が見つかる。
目次
第1章 なぜ「勝った」と言えるのか―医師歴50年、試練の現役時代を乗りこえて(満開の桜に見送られて、退職の日;貧しかった戦中戦後の暮らし;12歳で親元を離れ上京、親戚宅での居候暮らし ほか)
第2章 生き方の基盤となる「10の心得」が私を勝利に導いた(ドラマチック・エンドとは苦難の先に勝ち取った、歓喜のゴール;目前の壁を怖れず真正面から闘う 運命は切り開くためにある;自分やライバルに「勝つ!」という強い信念を持つ ほか)
第3章 全身全霊で仕事に打ち込んだ者だけが「ドラマチック・エンド」という幸福を手に入れる(自分の仕事人生に後悔を残さない生き方とは;情報はそのままでは役に立たない、知識や知恵に変えて困難と闘う力にする;損得勘定を捨てると正義を貫きやすくなる ほか)
著者等紹介
川村一彦[カワムラカズヒコ]
医学博士。1942年生まれ。1968年日本医科大学卒業。1972年日本医科大学大学院修了。胸部外科講師。栃木県県南総合病院病院長等を経て、2004年1月より神奈川県相模原市の慢性期病院に勤務し、診療部長を務める。2007年、赤字続きで巨額の負債を抱えていた同病院の理事長に就任。経営経験はゼロであったにもかかわらず、「正義の医療」を旗印に、経営の健全化と「最期まで力を尽くす医療」を実現。その姿勢は多くの医療従事者、経営者、ビジネスマンから支持を集めている。2018年12月末、同病院の経営を引退し、事業承継。2019年3月末、医師を退職する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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