内容説明
あなたの目の悩み、黄斑が弱っているのかも?代表的な黄斑疾患の原因と症状を、徹底的にわかりやすく解説した革新的一冊。付録・黄斑疾患再現マンガ。
目次
世界が美しいと感じられるのは黄斑があるから
黄斑がこの世界を見せてくれる仕組み
黄斑があるからヒトは人間になった
黄斑の病気は「くぼみ」の形の変化でわかる
年齢を重ねると発症リスクが高まる加齢黄斑変性
滲出型加齢黄斑変性の診断法と治療法
黄斑浮腫は網膜の血管の病気でおこる
黄斑の中心に孔があく病気が黄斑円孔
誰にでもおこりうるもっともありふれた網膜の病気・黄斑前膜
強度近視の目は前からも後ろからも脅威にさらされる
黄斑にやさしい生活をしよう
黄斑に悪い習慣をやめよう
眼底検査を受けよう
眼底検査の黎明と進歩
著者等紹介
板谷正紀[ハンガイマサノリ]
医学博士。1963年生まれ。1990年京都大学医学部卒業。以後のべ17年間、京都大学医学部医師。1997年米国USCドヘニー眼研究所留学。2000年神戸市立中央市民病院眼科副医長。2009年京都大学医学部附属病院眼科特定准教授。2013年久留米大学医学部眼科学講座准教授。2013年埼玉医科大学医学部眼科教授。2017年埼玉医科大学客員教授。2017年はんがい眼科院長。2019年医療法人クラルス理事長。日本眼科手術学会学術委員、同理事、日本緑内障学会評議員、2017年日本眼科手術学会総会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えっちゃん
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加齢性黄斑変性は知ってたけど、他にも色々黄斑の影響があるんだぁ〜。そして強度近視は要注意!2022/06/26
マサキ
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今の眼科の最先端医療について教えてくれる内容でした。字も大きく、漫画も挿入され、なるべく専門外の人でもわかるように工夫がなされていたのですが、やはり最初のあたりは、多くの人がなる症状から説明をしていった方が良かったかと。後部硝子体剥離を一番最初に持ってきた方が良かったです。黄斑の話は、なんか気分が悪くなってきて読むのが辛かったです。日本には、埼玉には、こんなすごい先生がいるのかと感心しました。もっとこの先生の治療法が全国に広がることを望みます。2020/08/05