人口減少社会の教育―日本が上手に縮んでいくために

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人口減少社会の教育―日本が上手に縮んでいくために

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344923027
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0037

内容説明

日本をより住みやすい国、人々の幸せを実現する国へと導くような教育へと能動的に対応していくことが求められている。教育のあり方を思考することが日本の向かうべき方向性を見出す。教育の仕組み、カリキュラム、学校制度…現状を緻密に分析し、これからの日本に必要な教育を具体的に提言する。

目次

第1章 地域の危機(村を捨てる学力;超資本主義の到来 ほか)
第2章 人口減少社会における地域の内発的発展とそれを支える環境(内発的発展をもたらす5つのカギ1 地域経済循環;内発的発展をもたらす5つのカギ2 社会的共通資本 ほか)
第3章 内発的発展を支える教育(地域の内発的発展を支える教育1 感性;地域の内発的発展を支える教育2 知識 ほか)
第4章 広がる役割とそれを支える教育の在り方(地域の内発的発展を維持・継続させるための方法1 専門性の拡張;地域の内発的発展を維持・継続させるための方法2 市民の役割の拡大 ほか)
第5章 内発的発展のための教育を支える仕組み(「基礎に下りる」ことによって学ぶカリキュラム;物語モードの教育―物語をつくるように学びをつくる ほか)

著者等紹介

荻原彰[オギハラアキラ]
1960年、長野県生まれ。1984年、筑波大学大学院教育研究科修士課程修了。長野県立高等学校教諭(2004年3月まで)。1999年、上越教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了。2004年、三重大学教育学部助教授。2005年、兵庫県教育大学大学院連合学校教育学研究科より博士(学校教育学)授与。2008年より三重大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mazda

17
東日本大震災のとき、釜石東中学校の生徒が自ら率先して危険を避ける行動を起こす率先非難者となり、隣接する鵜住小学校の児童の手を引いて誘導したそうです。この結果、両学校の生徒たちに被害はなかったそうです。これは、震災前から中学生たちが、防災訓練やマップ作り、非常食炊き出し、水上救助学習などを行ってきた賜物だそうです。自分たちの身を自分たちで守りどう生きるか、これこそが教育の原点ではないかと思いました。コロナ陽性なのにBBQしたりバス乗ったりする人、パチンコ行く人、中学生のことを少しは見習ってほしいものです。2020/05/10

ふ~@豆板醤

11
3。本が好き献本。パラダイムシフトの一つのあり方かも。 2020/02/29

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