内容説明
歯止めを知らぬ欲望拡大の波にのまれ、資本主義経済システムは岐路に立たされている。この難局を乗り越えるには、「美利善」の真理に根ざした、新たな価値の創造が必要。混沌とした時代に贈る、価値論の新体系。
目次
序章 牧口価値論の特質
第1章 実生活に生きる牧口価値論
第2章 日蓮仏法と牧口価値論
第3章 経済学と善の価値創造
第4章 牧口理論の導入で経済危機を回避
第5章 美利善は一体の論理
第6章 人間教育と牧口価値論
第7章 時代転換の機軸は調和の思想
終章 人類社会の幸福のために
著者等紹介
市河政彦[イチカワマサヒコ]
1930年(昭和5年)長崎市に生まれる。1953年(昭和28年)明治大学政治経済学部卒業。昭和28年会員制の読書会「白樺読書会」設立。昭和45年、建設会社「総建」設立。平成3年までに20棟のマンションを分譲。静岡県熱海市・伊東市、千葉県南房総市岩井海岸にリゾートホテルを経営。現在東京都内に約600の区分所有マンションを賃貸。昭和53年から昭和60年までの8年間、東京都練馬区選挙管理委員として、一票の格差是正に活躍したことで有名。今、新たに目標として出版事業とマンション管理の合理化事業を計画中。その傍ら、40余年にわたって、思想、哲学、宗教等々の論文多数
一色宏[イッシキヒロシ]
1937年(昭和12年)9月9日、愛媛県松山市に生まれる。洋画・日本画を学び、デザインの世界に入る。美学・哲学の師に学びながら「人間がなぜ、真・善・美・利を求めていくのか」を追求し真のデザインアートの創造を目指す。そして、デザインは生活文化としての役割、企業文化の創造に重要であるとの認識に立って“生命尊厳”の美と哲学を根本に文化的価値・社会的価値・人類的価値を重視した独自なデザイン美学をもって創造活動を展開している。主な制作経歴:日本の建築意匠の枠をつくした皇居新宮殿造営に参画。一般参賀に国民が集まる東庭の意匠デザインを担当。国土防衛のための(防空警戒管制組織)Badge Systemのグラフィックシステムデザイン制作。その他、多方面のデザイン制作に携わる。現在、シンボルマークは世界192ヶ国に広がっている。山田養蜂場のメッセージ広告で朝日広告賞・毎日デザイン賞いずれも準グランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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