内容説明
「いや~、おたくに落ちなくてよかったですなぁ」突然かけられた元長崎市長の言葉によって始まった、長崎原爆小倉第一目標説を検証する旅。小倉在住の心療内科医が、独自の視点で取材を重ねて辿り着いた結論とは―
目次
被爆クスノキに会いたい
長崎と小倉―横たわる大きな溝
長崎街道―小倉から長崎への一本道
小倉第一目標説への疑問
アメリカの本性―敵はソ連
日本崩壊のシナリオ―戦略爆撃
テニアン・ナガサキ・オキナワルート
旧浦上天主堂遺構廃棄の真実
小倉第一目標説の起源―永井博士の著作より
冷徹非情な悪魔的計算
歓喜の鐘を打ち鳴らそう!
著者等紹介
藤尾裕宣[フジオヒロノブ]
1959年、福岡市博多区出身。修猷館高校、山口大学医学部卒業。現在北九州市小倉北区で妻と内科・小児科・心療内科クリニックを営む。地元の保育園医・小学校及び中学校の学校医、オートポリス国際サーキット・メディカルドクターなどを兼務。妻とクリニック待合室、市民センター、北九州芸術劇場などで「歓びの波動コンサート」展開中。北九州市民フロイデコール、北九州シティオペラ合唱団所属(テノール)。『九州作家』同人、核戦争防止国際医師会議IPPNWの一員として核兵器廃絶を目指して言論活動を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。