内容説明
「やめたいのに、やめられない」「それ以外考えられなくなって、何も手につかない」誰にでも起こり得る心の病、依存症。その背景と原因を精神科医療の第一人者が解説する。なぜ普通の人が依存症に陥ってしまうのか?その知られざる恐怖とは?依存症に本気で向き合う人、必見の医療エッセイ。
目次
1 「依存」が芽生えるとき―ある少年とのやり取りより
2 「依存」に傾く記憶と心
3 「依存」と「過労死」
4 「依存」との関わり方
5 「依存」と相互連携
6 「依存」からの回復
7 提言
著者等紹介
西脇健三郎[ニシワキケンザブロウ]
医療法人志仁会西脇病院理事長・院長。1972年大阪医科大学卒業、同年長崎大学医学部附属病院精神神経科医局入局、長崎県立東浦病院医長を経て、1982年に医療法人志仁会西脇病院理事長・院長に就任。漫画「ブラックジャックによろしく精神科編」のモデルとしても知られる。1947年長崎市生まれ。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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