内容説明
いつもの献立に“風情”をトッピング。お母さんが毎日つくってくれた料理。再現しようとしてもできないのは何故だろう?その謎を解くヒントはここにあります。正岡子規の俳句と一緒に味わおう。
目次
簡単時短メニュー(ご飯の炊き方―梅ちるや米とぐ女二三人;お粥 五分粥―納豆賣新聞賣と話しけり ほか)
一品料理(ささ身ときゅうりと人参の酢の物―夏川や高くかゝげし紅の裾;海老と長いもの煮物―氷解けて古藻に動く小海老かな ほか)
プレート料理(ボリューミー 簡単おいしい豚カツプレート―フランスの一輪ざしや冬の薔薇;フライパンで焼くさばの塩焼き―一日は何をしたやら秋の暮 ほか)
パン・デザート(いちごタルト―ほろほろと手をこほれたるいちご哉;赤と緑の氷みつ炭酸水―まだ青きいちごや花の咲き残り ほか)
うずみ料理(Myうずみ―故郷はいとこの多し桃の花;五色(五行)うずみめし―薔薇を剪る鋏刀の音や五月晴)