内容説明
1964年、東京でオリンピックが開催された。突然の異動により「オリンピック東京大会組織委員会」へ出向となった著者は、代々木選手村に配属されてそこで働くことになる。半世紀以上もの月日が流れた今、当時の様子や出来事などを貴重な資料や記録とともに振り返る。
目次
第1部 代々木選手村(代々木選手村との出会い;オリンピック組織委員会へ出向;旧赤坂離宮が職場 ほか)
第2部 第18回オリンピック競技大会東京1964(知っておきたい“オリンピアード”;東京オリンピック開会式;開会式と閉会式の感想 ほか)
第3部 資料(選手村本部日報 昭和39年9月16日第11号;選手村本部日報 昭和39年9月21日第17号;選手村本部日報 昭和39年9月23日第20号 ほか)
著者等紹介
三枝勝[サイグサマサル]
1936年山梨県生まれ。1959年一橋大学卒業、東京ガス(株)入社。1964年4月同社より(財)オリンピック東京大会組織委員会に出向、事務局職員採用、選手村本部勤務。開村式、入村式の式典主任並びに選手村内ショッピングセンターの運営主任として従事し、1964年12月(財)オリンピック東京大会組織委員会事務局職員を辞め、復職した。1996年7月から(同年12月には東京ガス(株)を定年退職)(財)日本品質保証機構(JQA)の環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の主任審査員として、2011年12月まで15年6カ月にわたって、ISO14001に取り組む全国約1000社の企業の支援と認証審査業務に携わった。この間(財)日本品質保証機構(JQA)を経て、JQAからISO認証審査を受託している(株)国際規格研究所、同社を吸収合併した(株)品質保証総合研究所に勤務した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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