内容説明
戦後、傷跡の残る地で、たった1台の木炭車でリスタートを切った。伊勢湾台風が直撃したときには、彼らのトラックが多くの人命を救った。創業から100余年。日本の歴史とともに歩んだ、ある物流会社の物語。
目次
第1章 物流の夜明け―たった一台の「大八車」からスタートした物流一家
第2章 戦後の傷跡と物流再編―広がる焼け野原、強制統合を乗り越え事業を再開
第3章 大量生産大量消費時代が到来―臨海工業地帯に進出せよ
第4章 変化する物流業界―国鉄の終焉と新たな時代の幕開け
第5章 リーマンショック、東日本大震災――どんな逆境でも運び続けるのが「物流企業の矜持」
著者等紹介
鈴木朝生[スズキアサオ]
1975年、愛知県生まれ。東海大学工学部を卒業し、三菱自動車に入社。生産支援システムの立ち上げ、メンテナンス等の生産技術業務に従事。生産支援システム等では海外との折衝などで活躍する。その後、ファーストリテイリング柳井正社長の著書に影響を受け、経営に興味をもつ。実家の丸井通運を継ぐ決意をし、入社。4年ほど現場作業を経験したのち、管理者に就任する。2012年には同社社長に就任。顧客満足度向上、従業員満足度向上、そして社内教育システムの確立、また地域・お客さま・従業員に愛される会社作りを目指して、日々邁進中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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