内容説明
生命の極限に直面し、あふれる欲望。生と性、本能に問いかける官能ストーリー。未曾有の大災害が三陸海岸を襲う。なすすべもなく奪われる命を目の当たりにし、罪悪と官能の狭間で苦悩する、女教師・上条由紀乃。新たなる元号を迎えるいま、生と性を問う来世へのメッセージ。
著者等紹介
三和坂怜[ミワサカレイ]
千葉県生まれ。県立高校卒業後、ダイエー千葉支店(経理課)へ勤務する。一身上の都合により退職、その後、地方公務員となる。斎場長・老人ホーム等の施設長を歴任する。老人ホームには約19年間在籍する。退職後、作家活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。