内容説明
クリスマスの夜、22歳の充子(のぶこ)は、友人の紹介で高校教師・戸澤幸男に出会った。互いに惹かれ合う二人は、登山という趣味を重ね、いつしか結婚の約束に至る。やがて、抗えない別離が二人を襲うとも知らずに…。現代の駆け込み寺「サンガ天城」庵主がおくる、四人の女性をめぐる「愛」の物語。
著者等紹介
戸澤宗充[トザワソウジュウ]
1937年東京都生まれ。33歳のとき二児を残しモルモン教徒の夫が事故で急逝したことから法華経と出会い、46歳で出家する。2003年、65歳で私財をなげうち、女性たちの駆け込み寺「サンガ天城」を静岡県伊豆市に設立。以後、様々な問題で悩み苦しむ女性たちを受け入れてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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