内容説明
東京から長野の寒村へ越してきた輝之は、ある日発電所の裏の沢で桜の花びらが流れているのを見つけた。「何てきれいなんだ」絵を描くことを生きがいとしていた輝之は、この沢を流れる桜の花びらの一瞬の輝きを描きたいと強く思い始める。―これが悲劇の始まりとも知らずに。色鮮やかな感性によって紡がれる渾身のデビュー作。
著者等紹介
光川星純[ミツカワセイジュン]
父親が重病のため国立高専へ進学するが馴染めず、念願だった芸術を志す。これについて信頼していた教師から誤解され、死の淵へ追い詰められる。苦難の日々が続くが、ふるさとの美しい自然や聖書の言葉により、人生の光を見いだす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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