内容説明
「絶対に走るはずがない」実物を見た人は口々にそう言った。工場の隅で、廃材を集めて作り上げた試作品。改良を重ねてついに販売にまでこぎつけたV.S.Monkey。一人の男の発想と熱意が周囲の人々を巻き込み実現した、小さなバイクをめぐる物語。デザインから設計までを一人で行い、手作りバイクを完成させた男の笑いあり涙ありの工学エッセイ。
目次
スキー
スキーと同じ
キャスター角とトレール
ブレーキングジャダー
解決方法
アリゾナの砂漠
上下を前後に
第二の目的
バーチャルステアリングシステム
出会い〔ほか〕
著者等紹介
羽田隆志[ハダタカシ]
新潟県出身。大手自動車メーカーを退職後、様々な職業を経験。V.S.Monkeyを商品化した。その他、高速自転車、スタッキングミニベロ、三輪車両、三輪及び四輪の超小型電気自動車、テーマパークの子供用乗り物などを開発。現在、静岡文化芸術大学デザイン学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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