現代仏教塾

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  • サイズ A6判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344916784
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0015

内容説明

日本の仏教界はこのままでいいのか?求めるべきは宗派主義を越え、社会に開かれた仏教だ!近代思想が支配的になることで失われつつある仏教本来の教え。いまこそ必要とされる、時代に合った新しい仏教の創造に迫る。

目次

1 日本仏教がチベット仏教に学ぶもの(吉村均)
2 宗教の根底を流れるもの―サムシング・トゥルース(三木悟)
3 初期仏教の輸廻思想(岩井昌悟)

著者等紹介

吉村均[ヨシムラヒトシ]
1961年、東京生まれ。東京大学文学部卒、同大学院人文科学研究科博士課程修了。(公財)中村元東方研究所専任研究員。専門は日本倫理思想史、仏教学。著書多数。辞典項目執筆に『仏教の事典』(朝倉書店/2014年度・第68回毎日出版文化賞“企画部門”受賞)ほか。日本倫理学会、日本思想史学会、比較思想学会、日本仏教綜合研究学会に所属

三木悟[ミキサトル]
1955年、東京生まれ。東京都立新宿高校卒業。1981年、およそ一年間インド放浪。1988年、真宗大谷派東京専修学院入学。翌年卒業。1995年、真宗大谷派高明寺(神奈川県横浜市)住職となる。比較思想学会会員(専門:宗教間対話)

岩井昌悟[イワイショウゴ]
1969年、千葉県生まれ。東洋大学文学部卒、同大学大学院文学研究科仏教学専攻博士課程修了。博士(文学)。東洋大学文学部教授。専門分野は原始仏教(初期仏教)、仏伝、仏教説話。日本印度学仏教学会、日本宗教学会、日本仏教学会、仏教思想学会、パーリ学仏教文化学会、日本チベット学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いすけ

0
「日本仏教がチベット仏教に学ぶもの」 吉村先生のお話のエッセンスを凝縮したような講義録。仏教の研究だけをして悟る人はあまりいないと思うけど、行だけで悟る人はけっこういてそうやもんな。 三木悟「宗教の根底を流れるもの」 輪廻の存在を仏典を根拠にして阿頼耶識の話をしているかと思えば、各界神秘主義へと広く浅く話題は広がり、欲界はアストラル界のことだ等驚愕の持論を展開。 岩井昌悟「初期仏教の輪廻思想」 こちらも「学者の世界ではお釈迦さんは輪廻を説かなかったとする人もいるがそんなことない」ということを解き明かす。2020/03/21

オガタケンイチ

0
★★★★★★★★2019/02/21

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