内容説明
新耐震基準を満たした多くの住宅が熊本地震で倒壊―ハウスメーカーの「耐震住宅」はアテにならない!?論理・計算・分析に裏付けられた、潰れない家を建てる“左脳型設計”とは。これから家を新築する人必読!
目次
第1章 “新耐震基準”適合住宅の2割以上が倒壊―潰れるリスクにさらされる日本の住宅(熊本地震の衝撃;「審査の省略化」が認められる4号特例 ほか)
第2章 基準を満たした住宅がなぜ潰れてしまうのか―「耐震基準」の穴(宮城県沖地震発生により旧耐震基準から新耐震基準(2000年)へ
新耐震基準を補完するために作られた「新耐震基準(2000年)」 ほか)
第3章 建物だけでなく基礎部分の構造計算が不可欠 大地震で潰れない住宅は「左脳型」の設計で実現する(「仕様規定」と「性能規定」;「直下率」と「耐力壁」の理解が不足 ほか)
第4章 完璧な「強さ」と最高の「住み心地」を両立させた家づくり(地震に強い住宅を見抜くのに重要な二つの書類;精算法でも、家の値段は高くならない ほか)
第5章 大地震で潰れないという安心感が、充実した暮らしの礎になる(住宅メーカーが倒産するということ;繰り返される住宅メーカー倒産の悲劇 ほか)
著者等紹介
益田修一[マスダシュウイチ]
株式会社益田建設代表取締役会長。1977年の会社設立以来、一貫して構造計算と積算の重要性を主張し、自動積算システム『MASIDEA』を開発。精算法によって適切な耐力壁の量や金物の位置などを導き出し、耐震性の高い独自工法を行うことで、地震に強い住まいづくりを実現している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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