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内容説明
拉致問題。繰り返される核実験。飛来するミサイル。悪の枢軸にして恐怖の独裁国家。何を考えているか分からない不気味な国。多くの日本人は北朝鮮をこう形容するだろう。しかし、実態はどうなのだろうか。彼らは何を考えて、どんな目的を持っているのだろう。また、日本をどう見ているのだろうか。そんな疑問に対する回答を、本書は教えてくれる。緊迫する東アジア情勢の中で日本が取るべき態度とは。今のアメリカ追従路線は本当に正しい道なのか。今こそ知らなくてはならない、北朝鮮の本当の姿を描いた一冊。
目次
第1章 朝鮮半島の問題とは何か(朝鮮半島の特殊性;なぜ兄弟げんかは起きたのか ほか)
第2章 北朝鮮とはどのような国か(北朝鮮という国家のしくみ;北朝鮮の瀬戸際外交(チキンレース) ほか)
第3章 2代目金正日と3代目金正恩の違い(指導者の実体を知る重要性;2代目指導者金正日とはどのような人物か ほか)
第4章 北朝鮮情勢のゆくえ(核・ミサイル開発の動向;北朝鮮はなぜ挑発行為を繰り返すのか ほか)
第5章 今後の展開予想とわが国の戦略について(今後の展開予想;わが国がとるべき戦略について)
著者等紹介
鈴木衛士[スズキエイジ]
1960年京都府京都市生まれ。83年に大学を卒業後、陸上自衛隊に2等陸士として入隊する。2年後に離隊するも85年に幹部候補生として航空自衛隊に再入隊。3等空尉に任官後は約30年にわたり情報幹部として航空自衛隊の各部隊や防衛省航空幕僚監部、防衛省情報本部などで勤務。防衛のみならず大規模災害や国際平和協力活動等に関わる情報の収集や分析にあたる。北朝鮮の弾道ミサイル発射事案や東日本大震災、自衛隊のイラク派遣など数々の重大事案において第一線で活躍。2015年に空将補で退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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樋口佳之
Yasuhisa Ogura
in medio tutissimus ibis.